実験でよく耳にするコルベンとフラスコですが、両者はどう違うのでしょうか。
実は、2つにはある違いがあります!
コルベンとフラスコ がどう違うのかはあまり知られていないので、是非本記事を通して周りの人より賢くなってください。
結論
コルベンとは、主にガラスでできた溶液を保存したり、溶液を定量するための容器です。
実はフラスコも同義の意味を持ちます。
両者の違いは、コルベン (Kolben) がドイツ語であるのに対して、フラスコ (Flask) が英語であるということです。
研究の分野においては、フラスコのほうがよく使われます。
コルベンは酸素流量計の加湿器など、一部の医療機器で名前が使われています。
コルベンとフラスコ
上の写真のように、定量や保存するために使われるガラス器具をコルベンもしくはフラスコといいます。
一般に定量用の器具は”メスフラスコ”、形状に応じて”三角フラスコ”や”丸底フラスコ”、”三ツ口フラスコ”と様々な名前で呼ばれます。
上に挙げたように、ガラス器具を指す場合は”〇〇フラスコ”というように「フラスコ」を使うことが多いです。英語圏ではFlaskで呼ばれており、世界基準でみてもフラスコのほうがコルベンよりも一般的に使われていると言えるでしょう。
ガラス器具の他に使われる「コルベン」
ちょっとした雑学ですが、コルベンは医療機器に使われる容器を指す場合に呼ばれることがあります。
酸素流量計の加湿器は医療現場で”コルベン”と呼ばれています。
1900年代前半、ドイツが当時の先進医療をリードしていたことから、コルベン (Kolben) のようなドイツ語が今でも医療現場でしばしば使われているためです。
まとめ
本記事ではコルベンとフラスコの違いをまとめてみました。
いかがでしたでしょうか。
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